あなたの人生はだれのための人生なのか①
あなたは、今誰のために人生の時間を過ごしているだろうか。
自分のやりたいことをやり、人生の楽しみは自分自身で掴みとらなければならない。
それでなかったら、他人から「お前はこうしなければいけない」といわれ続けながら生きることとなるだろう。
誰のものでもない、自分自身の人生なのだ。自分のやりたいように生きることだ。
今回紹介する本は、私が最も好きな本の「自分のための人生」である。一章の「ここから一歩進む勇気」について書く。
いあなたは、上にある言葉を読んでどのように感じたであろう。自分のために生きれていると感じる人は実際に少ないだろう。
この本から学ぶことを実践するのは非常に難しい。しかし、考え方を学ぶことで少しでもいい姿に近づくことは人生において大事なことだと考える。
この本の考え方をいくつか紹介する。
自分から「不幸になってしまう」
たとえば、会社の上司があなたのことを低く評価をしている。だから、あなたは不幸と感じている。
これは、「あなたのことを誰がどう思うか」が原因で不幸になるのではない。「あなた自身がどう考えるか」で不幸になるのである。
あなたが自分自身の考えよりも他人の考えのほうが大切であると確信しているからである。
相手の評価がわからなければ自分が不幸になることはないのである。相手の評価がわかって初めて不幸になるのである。
つまり、不幸の原因となるのは相手の考えではなく、そのことに対する「自分自身の思い」なのである。
「そう感じたんだから、仕方がないでしょう」
「腹立たしいと言ったら腹立たしいんだから、説明しろなんて言わないでくれ」
「彼のせいで不愉快だ」
これらの表現は、ものの感じ方に対し「自分には責任がない」ということである。
考えてみるとといい。不幸になったり、落ち込んだり、傷ついたりして、いったい何の得になるだろうか。
自分の周りのことを考えてみてほしい、不幸な人や落ち込んでいる人はいるがそれの行動自体は全くの意味がないことである。
たとえば、彼女に振られたら、悲しいのはよく分かる。しかし、落ち込むだけでは無駄な時間でである。悲しみをばねにして、筋トレなどをして自分磨き励む時間にする方が良い。
今を存分に生きる
今を生きるということ、今という時間とつながりを持つことが、よりよい生き方の核心になる。
考えてみると、今以上に生きることのできるときは存在しない。
存在するのは今だけであり、未来もまた、その時になったら現在にすぎない。ただし、未来が今にならないうちは、その時を生きることはできない。
しかし、将来に備えよや後のことを考えてから行動せよ、快楽主義に陥るななど、私たちは未来のために現在を犠牲するように慣らされている。
これは単に今の楽しみをさけるだけでなく、永久に幸福を回避しているのに等しい。
いざ未来がやってきて現在となると、その時をさらに次の未来のための準備びために使わなければならなくなるからである。
今を楽しめていない人も多く存在する。
将来のことのためにすべてのお金を貯金をし、必要以上の節約を行う。何か買うために貯金をすることは非常にいいことだと思う。将来のためにもいくらか貯めることも必要だ。
しかし、今を楽しむためにも使わないと、今を楽しむことができなければもったいない。今という時間は今しか存在しない。
幸福というものは、自分の頭の中でコントロールすることができるのである。
「幸運」と違い「幸福」は自分で選び取ることができる。
一方、「不幸」を選んでいるのも同じく自分自身である。
あなたはどう考えるだろうか。あなたは「不幸」と感じているとすれば、頭の中でそうするように自分自身で思考しているのである。
この本は、哲学の本であり、考え方が変わる。
今、不幸に感じている人は読むことをお勧めする。
今回は「ここから一歩進む勇気」についてのことを書いたが、この本には、自分のための人生にするにはどうすればいいのか10章と分けて書かれている。
のちの章のことも紹介できたらしようと思う。
ここまで読んでいただきありがとうございました。
考えたことや感想をコメントしてくれたら、嬉しいです。
では。