書くってしんどい
ブログを書いても誰も読んでくれなくてしんどい。
きっと皆さんもこのような経験があるのかもしれない。
書くのがつらい。
書くことがなくてしんどい。伝わらなくてしんどい。読まれなくてしんどい。つまらなくてしんどい。続かなくてしんどい。
今まさにこの状態であり、書くことも特にないし、大して読まれもしない。それはつまらないから仕方ないとも感じている。
これらを解消してくれる本がある。編集者の武村俊助さんの著書の「書くのがしんどい」である。
この本を読むと、赤文字の問題を解決してくれる手助けをしてくれる。
たとえば、書くことがないと困っている。そんな時はどうすればいいだろうか。
「アウトプットすることは大切だと分かっていても書くことがない!」
いつもこのような感じである。
著者は、『「作家マインド」ではなく、「編集者マインド」に切り替える」ことを勧めている。
どういうことかというと、自分のことではなく、周りからの情報を書くべきである。自分のことを書くより、今日食べたラーメンの感想や見た映画の感想などを書くのであれば簡単にすることができる。
だから、「書く」前には「取材」がいる。
情報がないと書くことはできない。また、それがいい情報や面白い情報でなければいいものは書けない。
また、質の高い情報を得るためには、「取材マインド」が必要になる。
本書に書かれているが、たとえば、ラーメン屋に行ったとする。そこで取材マインドがなければこのような文になる。
「今日はラーメンを食べた。おいしかった。」
取材マインドを持っていれば、
「すごいおいしいラーメンだった。ただ一つ気になったことは、出されたときに店主の指がラーメンに使っていたことだ。」
このようになる。そのようないつも自分からネタを求める姿勢が書くことにつながることがわかる。
多くの量を取材などからインプットすることによって、アウトプットすることが容易になるのである。
また、つまらない文章はだれも読んではくれない。今の時代、多くの人に読んでもらうには「おもしろさ」が必要だ。
まず、ぱっと見て「読みやすそう」と思われることも大切だ。見出し、改行、太字、簡単な表現が必要になる。
おもしろい文章は「共感8割、発見2割」である。
情報だけの文章は面白くなくて、読む気が失せる。みんなが共感できることを多く書いてから新たな発見を書くことによっておもしろい文章になる。
これは難しい。意識して書かないとほんとにできないことだと思う。意識してでも書いていけるかよく分からない。けど頑張りたい。
今は「書ける人」が有利な時代。書くことは、後天的に獲得しやすい能力である。
書いていくことは、簡単になっていっている。それだけ、多くの人が参加することができる。あなたも書くことができるのである。
LINE、Twitter、note、ブログ、メールなどなど書くものは、時代が進むたびに増えている。あなたももちろん使っているだろう。
書くことによって、私の文章があなたに届いている。また、誰かを動かすことも「書く」ことによってできる。
書かれているものを読むことによって、人は心が動かされるものである。
あなたも書くことによって、自分の考えを誰かと共有できる。訴えることもできる。
あなたも書きたくなりましたか?
是非著書竹村俊助さんの「書くのがしんどい」手に取ってみてください。